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天体撮影の好機

最近、天候も悪いこともあり、撮影をさぼっていました。以前撮りためた写真から良いものがあれば載せていきたいと思います。

惑星は最近まであまり良い条件でみられるものがなく、夕方西の空に明るく輝いている星は、宵の明星(金星)ですが、今後さらに太陽に近づき、8月以降は地球の内側(太陽との間)を通り過ぎて、明けの明星として朝方日の出前の東の空に見られるようになります。ほかの惑星も、火星は昨年12月1日に地球に一番近づき、これからしばらくはどんどん離れていきます。2年2か月毎に地球に近づくので、暫くは良い条件での撮影はできません。

土星および木星は見かけも大きく、縞模様や輪などの特徴があり、撮影映えする惑星たちですが、これからは暗くなると東の空から上り始め、出てくる時間が少しずつ早まりますので、時間的にもこれから観測好機になります。

これらの惑星や月などは高倍率で撮影します。したがって、空気の揺らぎ(上空での強い風など)の影響を大きく受けます。多くの方が、冬、空が澄み渡り、星がきらきら瞬いて見える時にきれいな写真が撮れるのだろう、と思っておられるようですが、惑星は、空気の動かない時が撮影の好機なのです。夜になっても暑苦しくて「もっと風よ吹いてくれ!」という夜などです。天候の観点からは、これから秋(移動性高気圧に覆われた夜など)が惑星、月などの撮影好機なのです。

これまで月の写真をあげていませんでしたが、比較的条件の良いときに撮った写真を一枚添付します。


月:ァペニン山脈付近

一方で、低倍率で広い範囲の撮影をするときには、冬の澄み切った空は有利です。

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